紅茶って身体に良い効果が色々あったりするんです。
その一部をご紹介いたします。
日本の茶祖、栄西禅師が書いた「喫茶養生記」には、「茶は人倫延命の妙術にして末代養生の仙薬なり」と記されています。他にも成人病の予防、抗ガン作用、抗酸化作用等々・・・本当にそんなに効用が有って良いのか?と思うくらい有ったりするのです。
代表的な物として
老化、ボケ防止 糖尿病防止 肥満防止 二日酔い防止 整腸作用 抗菌作用 虫歯予防 抗腫瘍作用 抗ウィルス作用 シミ、シワ防止 覚醒作用 利尿作用 疲労回復 消化促進 コレステロール低下 骨粗鬆症予防 |
ただし、お茶を飲むと言っても使用する茶葉は3グラム程度ですから、カップの中に含まれているこれらの有効成分は極微量と考えられます(^^;)だからといって飲み過ぎるのはもっと身体に良くないので気を付けましょう。
これらの効用は主にカテキン類とカフェインによってもたらされます。
カテキン類
紅茶に含まれる物の多くは「タンニン」。紅茶の水色を作り出しているのもこの物質。
カテキン類は
活性酸素を抑える働きがあります。
他にも、解毒作用、抗菌・抗ウィルス作用、整腸作用を持ち、食後の一杯で
食中毒の予防、口臭予防、風邪予防ができます。
最近の研究で、
コレステロール調節、骨粗鬆症にも効果が有ることが判明しています
○活性酸素とは・・・
最近、「万病の元」として巷を騒がせているメイワク物質としてとらえられていますが、実は体の中に侵入してくるバイ菌や、有毒物質を取り除く殺菌の役目をしてくれる大事な物質。しかし最近の急激な環境汚染により活性酸素が増加し、問題となっているようです。
増えすぎた活性酸素は、体内の細胞を破壊し酸化させます。細胞が酸化すると言うことは、すなわち「老化」すると言うことになってしまうのです。
活性酸素は他にもガン細胞を作り出したり、糖尿病、動脈硬化、アトピーや花粉症の原因としても考えられています。
よって、活性酸素の働きを抑えることにより、制ガン作用、腫瘍の増殖や転移を抑制、糖尿病予防、老化・ボケ防止、血圧の低下などが期待できます。
カフェイン
言わずと知れた覚醒作用を持つ物質。別名アルカロイド。
覚醒作用の他には、利尿作用、疲労回復、消化促進などの作用を持っています。
他に、カフェインを取った後で運動をすると体脂肪が燃焼しやすくなるという効果も広く知られています。
胃酸の分泌を促進する効果があり、空腹時に飲むと胃を荒らすこともありますので気を付けてください。
○カフェインの量はどのくらい?
カフェインの含有量は、コーヒーよりも紅茶の方が多い・・・と聞かれた方も多いと思います。
確かに、茶葉とコーヒー豆(もしくは粉)の状態で比べると、紅茶は約2~3%、コーヒーは約1.3%と、倍くらい差があります。
しかし、コーヒー一杯につき使われる乾物の量は約10グラム、対する紅茶は約2グラムですから、カップ一杯あたりのカフェインの量は、やはりコーヒーの方が多いのです。
さらに紅茶のカフェインはタンニンと結合するため、効果が現れるのが緩やかで優しいとされています。
どちらかと言えば紅茶は、カフェインを含んでいるものの、興奮作用よりも鎮静作用の方が強いようです。
「食後の一杯」のススメ ご飯を食べ終わった後に、食後の一杯として紅茶はいかがでしょうか? 紅茶にはわずかながらフッ素が含まれています。フッ素は歯表面のエナメル質を丈夫にし、毎日続けてとると虫歯になりにくくなると言われています。 また、紅茶は殺菌力が優れているため、虫歯予防、食中毒の予防にも役にたちます。消化作用もあり、食後の口臭予防にももちろん最適です。
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・・・と言うわけで、今までの経験と知識からどれだけ紅茶が体に良い働きをするか
検証してみました。
まだまだ良いところ詮索中(^^)