紅茶の知識


紅茶と女王様

The First Tea Drinking Queen~キャサリン王妃~

 イギリス王室でお茶を楽しんだ最初の王妃と言われるキャサリン王妃、彼女がポルトガルの王室からイギリスの王室に嫁いできたことで、イギリスにお茶を飲む習慣が生まれたといいます。
キャサリン王妃がチャールズ2世のもとに嫁いだ1662年には、既にポルトガルでは中国茶が飲まれていたそうです。
 また、キャサリン王妃はブラジルで収穫した砂糖も、贈り物としてイギリスに持ってきました。このことが、後にイギリスで紅茶が飲まれるきっかけを作ったと言われています。

アン女王

 1702年に即位したアン王女。グルメで知られる彼女の時代に、イギリス王室でお茶を飲む習慣が確立されました。
アン王女の紅茶好きは、洋梨型の銀の茶道具を特別に創作させた他、ウインザー城の応接間にティーテーブル付きの「茶室」まで作ってしまうほど。
また、アン王女が即位した1720年頃から後に「淹茶法」の技術が確立し、普及・定着たといわれています。これは急須の中で茶のエキスを抽出しする方法で、チャイなどの「煮出し法」とは違うようです。
 ちなみにフォートナム&メイソンの紅茶「クイーン・アン」とは、彼女のこと。

ヴィクトリア女王

 紅茶がイギリスを代表する飲み物として定着したのが、このヴィクトリア女王の時。彼女が即位する少し前の1823年、植民地のインド・アッサム地方で茶樹が発見され、1839年にはロンドンのオークションにアッサムの紅茶が出品されています。そして1840年、イギリスの紅茶は中国とのアヘン戦争をきっかけに、かつての中国産のお茶より、インド・スリランカ地方の茶園から栽培されたものへと移り変わって行きます。
 19世紀になると、上流 階級でアフタヌーン・ティが始まり、ヴィクトリア女王は、このアフタヌーン・ティを公式なもてなしの儀式として取り入れました。
「紅茶は正しくいれること」 「食べ物の種類は多く、しかも豪華であること」「テーブルセッティングは身分にふさわしく優雅であること」といった作法が確立され、紅茶は広く一般へと浸透して行ったのです。


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