紅茶の知識


イギリス・中国に貿易を断られる
お茶はまだまだ中国のもの
    もともと高い文明を築いていた中国では、広大な土地もあって、生活に必要なものは国内で全てまかなえたようです。
 なので、国外への銀流出を渋った中国政府(清朝)は、半ば鎖国のような状態。
 国内消費が増えてゆく茶のおかげで、貿易は大幅赤字だったご様子。
 そこで、ジョージ・マカートニーは、イギリス初の訪中使節として、1793年に清朝を訪れた。
 彼は当時の皇帝・乾隆帝の謁見を許可され、色々なプレゼントを持って、もっとイギリス製品を買ってくれるように皇帝の気を引いたそうです。

 が、特に欲しいものが何も無かった清朝から、「貿易は、イギリスが茶や絹・陶磁器が欲しいというから『必需品を与えている』に過ぎず、清朝に欲しいものは何も無い」とお断りされた。

 この赤字を何とかしなければ・・・と、考えた末に中国へ輸出されたのが、ご存知アヘン。
 当時インドを押さえていたイギリスは、アヘンは入手しやすかったのかもしれません。

裕福な中国?
    中国には欲しいものは何も無い・・・とっても裕福な国?
 といっても、国民全員が裕福な暮らしをしていた訳ではなく、農民の暮らしはかなり貧しいようで、動物の糞を集めて燃料として売り、生計を立てる厳しい暮らしを強いられる人もかなり多かったようです。

 が、外国からやってきた使節団のみなさんはそんな農村を紹介されるはずも無く、豪華な宮廷の文化を見て「東洋って凄い!」と感じたようです。
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