タイトル&写真


紅茶特別研修会
 日本紅茶協会が主催している、紅茶特別研修会に参加してまいりました。
 金曜の午後と土曜日1日いっぱいの2日間にわたって開催される講座で、紅茶の歴史・商品学・おいしい淹れかた・テイスティングなど基本をひととおり学ぶ事ができます。
 人数は約90人。ビックサイトの豪華な会議室に、これまた豪華なテーブルが並べられて、名前は会議室だけれどパーティー会場みたいな雰囲気です。
 受講しているのはやはり女性が多いです、が、今までの講座等と比べると男性も比較的多かったです。
 「研修会」だけあって、結構な紅茶好きさんか、企業関係の方が集まっているご様子でした。

 タイムテーブルは以下の通り
 1日目
  紅茶の歴史と文化
  ティーパーティーの楽しみ方
  紅茶の商品学1
 2日目
  VTR・紅茶を巡るロマン
  ティーテイスティング入門
  ティーテイスティング実習
  紅茶の商品学2
  おいしい紅茶の入れ方とバリエーション
  紅茶の入れ方実習


 ○紅茶の歴史&ティータイム
 なんとここでは、日本紅茶会のドン(と勝手に呼ばせていただいている)荒木安正氏が講演してくださいます。
 荒木先生はもう70歳近く。しかも紅茶会の大物なんだから、きっと迫力満点で、とにかく偉そうで、顔は怖い塩川正十郎氏みたいだったらどうしよう。とか勝手に想像していたのですが、現れたその方はニコニコ顔のおじさんで、もうじき70歳とは思えないほど足どりも軽くひょいと壇上に登られた。
 あらー、私の会社の社長より年上のはずなのに、見た目全然若いわ。外見だけじゃなくて、動きが若い。
 そんな荒木先生が「私がこのとおりピンピンしているのも紅茶のおかげです」なんて言うと、もう信じずには居られません。生き証人だ生き証人!(失礼?)
 ちなみに、荒木先生は2時間立ちっぱなしで講義してくださいます。私も立って拝聴しようかと思ってしまいました。いやはや。

 ユーモア溢れる歴史の授業は、スライドを交えて、普段の生活では見れないような茶園の映像、ベッドティーの写真などをお目にかけることができます。
 歴史の講義と言っても何年にどこで何の事件があって・・・というお堅いものではなく、昔はこんな紅茶の飲み方だったよ~、みたいな、軽くて楽しい感じの講義です。
 受ける感じとしては、歴史というより「紅茶のまわりの解説」という感じかも?
 途中のティータイムでは、特濃のおいっしいアッサムミルクティーが楽しめます。「うまっ!」と思わず小さく叫んでしまうほどのおいしさ。
 濃いのに苦味や変な渋さがあるわけじゃない、ストロングなミルクティー。さっすが、日本を代表する協会は出てくるものが違うわ。
紅茶特別研修会画像
1日目ティータイムで出される紅茶とサンドウィッチ・ケーキ・スコーンのセット。
 ○ティーパーティーの楽しみ方&アフタヌーンティー
 まずはざっとティーパーティーとは何ぞや?を学習。
 ホステスになった場合の会話運び、紅茶の勧め方などなど、文書で学習する方がメインです。
 実習はあまり無いです。アフタヌーンティーといっても非常にカジュアルなもので、3段重ねのトレイが出てくるわけでもない。
 なんとなく、紅茶協会は英国の真似をせず、あくまでも「英国はこんな感じよ。」とさらっと触れるだけで日本のスタイルを提案しているような感じを受けました。
 その変、本社からして英国のブルックボンド社の講座とは異なっているかと思いました。
 英国スタイルを満喫したいならブルックボンド。
 日本的にアレンジしたものを知りたいなら紅茶協会、という感じかも!?

 ○紅茶の商品学
 ショウヒンガクだなんて・・・専門的なのかな?と思いきやこちらもそれほどではないです。
 茶葉の特徴や、お茶の中で紅茶がどれほどのウエイトを占めるか、何茶の収穫が何パーセントか、といったお話でした。
 実はこの講座・・・30分弱だったこともあり、あんまり印象に残ってないです(^^;)すいません。
 ○VTR・紅茶を巡るロマン
 2日目の最初は、15分ほど?の短いVTRを見ます。
 が、なーんかどっかで見たことのあるVTRだ・・・って、おおっ!ブルックボンドで見たのと同じだ!
 ついでに言えば一部「紅茶を楽しむ会」で見たのと同じだ!!
 ・・・・・・って、バラして大丈夫だったかな(汗)

 ○ティーテイスティング入門&実習
 ここでは、代表的なお茶の種類と産地についてをさらりと学習して、テイスティングの実習に入ります。
 ずらりと並ぶ10種類の茶葉。それを少しずつ飲んで、においをかいで、そしてなんと触れます。
 茶葉をわしづかみです。CTCとオーソドックスの大きな違いが、触れるとよくわかります。
 抽出前の香り、外観、水色、味、抽出後の香り、茶殻・・・などなど、時間の許す限り観察できます。

 ○紅茶の商品学2
 食後のシャリマティーをご馳走になった後、満腹の目をこすりつつの講義です(^^;)
 またまた印象に残ってないです・・・すいません。

 ○おいしい紅茶の入れ方とバリエーション
 講師の方が美味しい淹れ方を見せてくださいます。その後、セパレートなどのバリエーション。この回は夏だったのでアイスティーメインで美しいバリエーションを見学しました。
 意外なバリエーションもあったりして、「ほぉ~」っと思わず言ってしまいます(^^)

 ○紅茶の入れ方実習
 ここでは、各テーブル4人ずつくらいにまとまって、紅茶の淹れ方を実習します。
 4人でひとつのポットで、紅茶を淹れます。
 正直・・・うーん、各々の淹れ方ってあると思うし・・・濃い薄いの好みもあるだろうし・・・なんとなくみなさん遠慮がち?
 ある意味一番難しい実習でした(^^;)


 この実習には、お土産として「日本紅茶協会ポット」と「日本紅茶協会ダージリンティー」そして修了証書がもらえます。
 レベル的には、入門というよりは「通になるための」という感じがします。
 紅茶を全く知らない人でも、わからないという事は無いと思いますが、ある程度好きじゃないと面白くないかもしれません。時間も2日間なので特に。
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